生命科学の実験データ解析と関係式の設計
徹底してデータを触り本質を見出そう
私たちはこれまで生物実験データを詳細に解析し、定量数理モデルや実験計画のためのフィードバックを行ってきました。そのため、2021年4月より「データ駆動型生物学」研究室として再出発しました。データ駆動の生物学とは、実験データを扱うために何が必要か、何が足りないかを考える分野です。AI駆動や数理駆動とは異なります。私たちは、生物学のドメイン知識を駆使してデータの前処理に汗水を垂らし、その上で機械学習と数理モデルを使って知識を得ていきます。実験データから得られた法則と物理的制約に従って、生命機能を表す関係式を設計する「制約の中でのデザイン」を楽しんでいきます。
新着情報
241010 大久保智樹さんの細胞内センサー分子で数理モデル誤差を補正するハイブリッドバイオプロセス制御に関する論文が Sci entific Reports に採択されました。
241002 鈴木けんたさんによる、腎疾患患者に対する高度治療の地域差の存在をNDBオープンデータを使って示した論文が Journal of Nursing Science and Engineering に採択されました。
241001 新メンバーが加入しました。
240916 福井大学でラボリトリートを行いました。
240619 研究内容ページをアップデートしました。
240531 ベイジアン牽引力推定と神経細胞の極性化のコードをソフトウェアに置きました。
240426 新メンバーが加入しました。
240401 鈴木文丈さん(NAIST池田研卒)が客員助教として着任しました。
231104 大久保智樹さんのバイオ医薬品生産の最適化における問題を非線形制御で解決する論文が New Generation Computing に採択されました。
231101 藤川良祐さん(現アクセンチュア)の細胞の境界を事前分布として導入した牽引力推定の論文が Biophysical Journal に採択されました(プレスリリース)。山口大学との共同研究です。
231020 未分化細胞が神経外胚葉に分化する際のゲノム構造制御に関する共同研究の論文が iScience に採択されました(プレスリリース)。小鍛治助教がデータ解析で貢献しました。
231014 Rho GTPase活性と細胞運動の解析に関するレビューが Journal of Biomechanical Science and Engineering に採択されました。
231012 新メンバーが加入しました。
230906 大久保智樹さんの微生物と計算機が協調して有用物質の生産を効率化する論文が Scientific Reports に採択されました(プレスリリース)。藤田医科大、九州大との共同研究です。
230807 天橋立でラボリトリートを行いました。
230427 新メンバーが加入しました。
230407 複数のセンサーで早期に揮発性有機化合物の判別を可能にした論文が Sensors and Actuators B: Chemical に採択されました。産業技術総合研究所との共同研究です。
230209 Rho GTPase活性度から細胞エッジ運動への復号化を行った論文が Cell Reports に採択されました(プレスリリース)。藤田医科大、東京理科大、基生研との共同研究です。
220812 小鍛治俊也助教の論文がScientific reportsに採択されました。
220808 日間賀島でラボリトリートを行いました。
220807 小鍛治俊也助教のレビュー論文がCurrent Opinion in Endocrine and Metabolic Researchに採択されました。
220429 新メンバーが加入しました。
211201 山田達也さんが特任助教となりました。
211008 稲垣研との共同研究がJournal of Visualized Experimentsに採択されました。藤川君が使いやすい細胞の力推定ソフトの作成に貢献しました。
211001 新メンバーが加入しました。
210810 学内でラボリトリートを行いました。
210501 新メンバーが加入しました。
210401 小鍛治俊也助教が着任しました。
210401 データ駆動型サイエンス創造センター「データ駆動型生物学研究室」に変わりました。
210331 国田勝行助教が藤田医科大学に異動しました。